SQUARE PARSEC12A
組み立てるヤツの続き
フロントナックル
F-1なんかだと
キングピンにナックルをイモネジで固定するので
動かなくてもイイ部分かも知れませんが
私はナックルに対し
キングピンが動く様に組み立てます
ラジコンを走らせる時
本人はその気は無いけど
必ず私のラジコンは壁に向かって行きます
ほぼ100％です
その場合、ほぼ99％の確率で
ホイールが変形してフルフルに成って来ます
ホイールが変形する程の衝撃なので
キングピンがシブいと
衝撃でズレる事が有ります
最悪、超シャコタンに成って
その場で走行不能です
処が、ナックルに対し
キングピンがスムーズならば
バネの力で「スッ」っと元の位置に戻り
そのまま走行続行する事が可能です
ホイールがフルフルでも
バイブレーションが起きて
多少のアンダーステアが出るぐらいです。
一旦、操縦台に上がったら
時間イッパイまで降りたくないです。
なので私は
キングピンがスムーズに動く様に組み立てます。
キングピンの穴は
3.175φが本当ですが
3.18㎜のドリルで穴を拡大します
3.18㎜のドリル刃は
モノタロウとかホームセンターで買えます
一般にあまり普及して無い太さなので
ソコソコなお値段がしますが
ソコソコなお値段がしますが
相手が軟質なプラスチックで
低速回転で回して使うので
１本買うと一生使えると思います。
ナックルの穴拡大は
赤矢印側にスムーズに動く様にして
青矢印側のガタが出ない様に注意です
ロア＆アッパーアームに
ボールを入れる儀式ですが
ラジオペンチなんかの
硬い物で挟むとボールが変形するので
先端がナイロンに成ってるペンチとか
専用工具を使いましょう
説明書では
ロアアームを組んでから
キングピンを組み立てる指示が有りますが
ココは飛ばして
先にアッパーアームを組み立てます
アッパーアームが組めたら
先にシャーシに取付て
アッパーアームのシムを差し込んで
アッパーアームがスムーズに動くか？
確認します。
アッパーアームを持ち上げて
自重で「コトン！」っと落ちるか確認します
動きがシブイ場合には
アッパーアームシムをヤスリで薄く削ります
一気に削るとガタが出るので
何度も確認し、新調に作業します
ココで
PARSEC12から12Aに進化した部分
シャーシに対し
バルクヘッドの穴位置がワイドに成って
ロアアームとバルクの間のシムワッシャーが
排除されました（赤矢印）
バルクとロアアームの間のシム調整で
ワイドトレッド化が可能に成ってます
（赤矢印部）
ソレに伴って
アッパーアームの取付位置に
2.0㎜のシムを入れる様に成って居て
（青色矢印）
（青色矢印）
アッパーアームがそのままの長さで
内側に入ってます
（オレンジ矢印）
両方のシムの枚数で
内側に入ってます
（オレンジ矢印）
両方のシムの枚数で
単純にワイド＆ナロートレッド化が可能で
アッパーアームマウント側のシム
（青色矢印）
コレを減らすと、ショートアッパー
増やすとロングアッパーが可能です。
トレッド幅の調整と
対地キャンバー変化量、
ロールセンターの変更が容易に成ってます
メーカー側の意図としては
あらゆる路面に対応すべく
調整範囲を広げた....んでしょうが
私の様なアマチュアのドッ素人に言わせてもらえば
イジクル箇所が増えたので
イロイロ試して
無限に遊べそうです♪
話を戻して、組み立てる話
上下のアームが出来たので
やっとキングピン登場
又、出て来ました
AXONのジョイントカップグリス
コレをキングピンに薄く塗ります
私の場合
摩耗防止の意味合いですが
どうやら
微妙なダンパー効果が得られる様です？
硬いの解ってますが
「説明書通り」ですので
とりあえず、
スプリングはキット標準を入れてみました
キングピンシムの枚数も
説明書に従って挿入
.....なんですが
アッパーアームの上に１枚入れる分を
スプリング下に１枚ずらして居れました。
スプリング下にナニも無く
直接スプリングにEリングが当たると
スプリングの螺旋が
Eリングの隙間を登って
バネが脱線してしまうので
脱線防止に
スプリングとEリングの合間に１枚シムを移しました
私の経験上
フロントバルクの下に、1.0+0.5のシムを入れ
キングピンの下にシムが全くない状態でしたが
説明書ではフロントバルク下に1.0㎜で
ナックルの下に0.5㎜を挿入してます
多分、コレがメーカーが推奨する
ロールセンター位置だと思われるので
説明書通りに組んでみました
ココも走らせながら
イロイロ試して見ます。
...............つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿