勝手にコラボ企画 Vol.5
キャスター角を測る
皆さんご存知だとは思いますが
キャスター角ってのは
キングピンが後輪側に倒れてる
ココの角度の事です
ココの角度の事です
二輪車はキャスター角が無いと走らないので
バイクに乗ってる人とかは
お馴染みの仕組みですね
お馴染みの仕組みですね
キャスター角を詳しく説明すると
モノスンゴク長い話に成ります
(おみゃぁ~の話は長ぎゃぁ~でぇ~にゃっ!)
キャスターが寝ていると
トレール値が大きく成ります
さらに1/12などのDDカーには
オフセットナックルが備わっているので
なおさら、トレール値が大きいです。
それ以外の大きな役割として
キャスター角が深いと
ハンドルを切った時
タイヤが接地面に対しナナメに成り
言い換えると
タイヤが進行方向に”バンク”してます、
バンクすると
地面に対しタイヤの角が接地するので
ドリ車やってる人が良く言う
「ポジリフト」って状態に成ります
なんか、曲がる気がしますよね
この値は大きければ大きい程
曲がる気もしなくもないですが
タイヤが車体のロール量に見合った角度分
バンクをしないと
バンクをしないと
倒れ込み過ぎでタイヤの角しか接地せず
グリップを失ったり
タイヤの角が引っかかって、
前輪の「ザグリ」とか
前輪の「ザグリ」とか
角が引っかかり過ぎでクルマが止まったりもします
適材適所、適度な値が重要ですね
んで、このキャスター角を測る方法
セッティングボードなど
真っ平な板にクルマをベタ置きするんですが
シャーシとロアブレースが「への字」に成ってると
正確に「ベタ置き」出来ません
私はHUDYのシャレオツな棒とかを
持って居ませんので....
私はピッチングダンパーを外し
シャーシをベタ置き状態にし
シャーシをベタ置き状態にし
セッティングボードにベタ置きしたら
キャンバーゲージで測ります
アナログですね~
アナログ過ぎで
老眼のお父さんには非常に厳しいモノが有ります
しかも真横から見ないと成らないので
第三者が見ると
ラジコンに土下座してる様に見えます
片側を測ったら
反対側も測ります
測るのは良いけど
真面目に見難いです。
角度も重要ですが
「左右がピッタリ合ってるか否か?」
↑コレが一番重要です
オモクソ壁にバンバンに激突させると
アッパーアームのネジ穴が変形し
左右のキャスター角が変わる場合が有ります
こんなに重要な部分なのに
明確に測定する治具みたいなのがありません
幸い
KAWADA M300シリーズと
XRAY X12は
キングピンが 3.0㎜なので...
ツーリングカーのサスピンなど
3.0㎜の長いシャフトを差し込んで
シャフトを基準にゲージで測定します
それより何より
ゲージで測らんでも
左右とも、長いシャフトを入れて
片目ニラミで延長線上を透かして見れば
左右がピッタリか?だいたい見えます
しかし、この方法はあまりにもアバウトで
ebiちゃんや狂一さんにコレを見られて
こんなタイガイタイガイな事書いてたら
怒られそうなので....
こんなタイガイタイガイな事書いてたら
怒られそうなので....
こんなモン持ってきました
しかし...
有るんだけどさぁ
目盛りがアバウト過ぎで
正直、微妙な値が測れません
(;´∀`)
目盛りでは「4」と「8」の間ですので
多分「6」でしょう?
疑わしいので
ゲージで測ってみます
およそ合ってるっぽい
しかし、このキャスターゲージ
左側は
アクスルシャフトが干渉し
赤色のハリガネが「ビヨォ~ン」っと成って
赤色のハリガネが「ビヨォ~ン」っと成って
マトモに測れません
(;´∀`)
考えた人はナカナカ頭いいけど
微妙にイマイチですねぇ....(;´∀`)
そんな感じで「キャスター角」
キャスター角の調整は
アッパーアームヒンジピンに入る
シムの枚数で調整します、
ネジ式ターンバックルでは無いので
適度な微調整が簡単に出来ません
キットを最初に「丁寧に」組んだ状態では
左右はピッタリ合ってるハズです、
しかし、オモクソ激突させると
ターンバックルの穴が
微妙に広がって
アッパーアームがナナメに成り
左右のキャスターが狂う事が有ります
ホントは薄いシムで
微調整するんですが....
オモクソ激突して
微妙にキャスターが違ってしまった場合
アッパーアームのターンバックルを
思いっきり、限界まで締めこみます
イワユル「鬼キャン」にする訳です
締めこんだ後
適正なキャンバー値まで戻して行き
再度、キャスターを測ると
不思議な事に
キャスター角が元の値に戻ってる事が多々あります
要するに
ネジ穴を矯正してやる風味ですね
コレを3回やって、治らない場合には
アッパーアームのネジ穴が広がってるか
ナナメに成ってるので
素直にアッパーアームを交換します。
..............つづく
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