2019年7月31日水曜日

1/12のアライメント_アッパーアーム



てきとうレーシングさんとの勝手なコラボ企画
Vol.6

~vol.5 までの作業は
「走らせる前」にやるべき項目でした


ココから先は
「1回走った後」に変化が現れる箇所

特にオモクソ激突した後とか
やった方が良い風味の内容です




キャスター角を測る時とか

フロントのリバウンドを測る時に

キングピンを抜き差しするんだけど


抜いたツイデニ....

アッパーアームが素直に動くか?
確認します





アッパーアームを指で押し上げ



パッと話すと「ストン」と落ちます

無論、新車で組む時にも
同じ様に「ストン」っと動くことが重要



あんな小さなスプリングが頑張ってる処なので
スムーズに動く様にするのはアタリマエですね


スムーズに動かない時には
アッパーアームヒンジピンが99%曲がってます


チナミニ

某:K社のM3〇〇のヒンジピンは
ナカナカ虚弱体質で、良く曲がります


...が、ソレに対し

微妙にK社の物より丈夫です?


丈夫なんですが
ほんの僅かにS社のピンの方が長いんです

K社のM3〇〇に
S社のヒンジピンを使う場合には
長い分をほんのチョット削る必要が有りますが...

別に飛び出てても使えます、
(;´∀`)

私はメンドクサイので
そのまま飛び出た状態で使う事が有ります

私のM300やM500を見て

ヒンジピンが微妙に飛び出てる場合は
某:S〇UAREのピンを使ってる事が有ります
(イノチャンにはナイショです)



そして...

コレはM300FXだけの話ですが


ロアアームのピボットボールが
ネジで締めつけ出来る構造に成ってます

ガタが出たら、締めつけて調整出来る
非常にスバラシイ構造をしてます

誰か知らんけど考えた人、どアタマ良いです


しかし

あまりに締めつけ過ぎると
ボールが動かなく成って
キングピンがスムーズに上下しない場合が有ります


又、funny路面から飛んで来た
ネバネバのタイヤカスが入り込んで
ボールの動きを阻害する場合が有るので
時々チェックします



↑こんな風に

ボールが素直に作動し
キングピンがスムーズに動く事が重要です


..............つづく



2019年7月30日火曜日

キャンバーゲーヂ


1/12のアライメントシリーズで
何度か登場する



「キャンバーゲージ」

その名の通り
キャンバーの角度を測るモノ

キャンバーゲージと言いつつ
実はキャスターも測れたりする



手持ちのキャンバーゲージ
三種




サーパントのキャンバーゲージ

今から25年以上前
(KAZUKIが生まれる前)


”インパクト”とか言う
コンクリートにアンカーを打つ電動工具の様な名前の
エンジンカーをやってた時に買ったモノ

実は当時の日本の取り扱いが
セントラルRCだったりする

今じゃXRAYで儲けてるので
とっくに見切ってる様でPRODUCTSに無いですね


サーパントのゲージは
ヒンジのピン部分が硬く

角度を測る時、ソコソコ力を入れないと
作動しないので

微妙な角度を測る時に
「グッ!」って大きく動いてしまい
非常に使い難かった

今はヒンジのピンを取外し
ボルト&ロックナットで固定してるので
「効き具合」が自分で調節できる様に成ってます




続いて...


天下のYOKOMOのゲージ

サーパントのゲージがクロで見難かったので
青色のを購入して来た。



買ってはみた物の
イマイチ、ゲージの目盛がウソクサイ



そして


イーグル模型さんのゲージ

以前にドリ車を少しやった時
10度以上を測る為に買って来た


最初からイーグルさんは
イーグルさんですので...(;´∀`)


チナミニ、イーグルさんのは


反対側に目盛りが無い

ココがイマイチ...



ってか、

ラジコン用のキャンバーゲージって

センチミリミリな緻密で細かな測定をするのに

プラスチック製だけど

そもそも、その数値を信頼して良いのか??




私が小学生の時
通ってた小学校の先生に教わりました。

プラスチックの定規は「線引き」で
竹で出来た定規は「ものさし」

プラスチックは熱で膨張したり
変形したりするので
「寸法」を測るのに使えず
線を引くことにしか使えない

対して竹の定規は熱膨張が無いので
寸法を測るのに使える

この様に授業で教わりましたが

ヘソマガリでアマノジャクな
小学生の”まつい君”は

プラスチックの線引きが熱で伸びてたら
真っ直ぐな線を書く事も出来ない

要するに

線引き全体が均等に熱膨張で伸びれば
線を書くことぐらい出来るけど
均等に伸びず、扇型に伸びたら
各線も湾曲してしまう

こんなクソ生意気な事を
授業中に言ったので
先生にゲンコツ食らってしまいました。



今に成って
オトナに成った松井さんに言わせてもらえば

日本の産業を支える
ミツトヨやシンワのノギスとか
シックネスゲージとか、その他
金属製です。

金属もソレナリに熱膨張しますよね?


ミツトヨやシンワの製品は
何故?「竹」で無いのでしょうか?


同じく、

今ではCADが有るので使いませんが
図面を製図する「ドラフター」

あのドラフターに付いてる定規は
確かプラスチック(アクリル)製で

その目盛りを基準に図面を製図してました

あの目盛りが信頼出来ないなら
書いた図面もタイガイタイガイって事ですよね?

「尺度1/10」とか書いてたけど
タイガイタイガイなら「尺度」なんて要らんじゃん!


チナミニ学校の先生は
生徒に勉強を教えるのが仕事で

何かを測定したり、測ったり、
線をケガくのが専門の仕事では無いです

言って見れば専門家では無いシロートが
耳で聞いて習った知識を
そのまま他人に教えるだけですので

プラスチックの定規ぐらい
信頼性が有りません

(;´∀`)<イワユルマユツバ)





話が毎度の如く、話が大きく脱線しましたが




持ってきました
「シンワ」の「止型スコヤ」



疑う訳では無いけど


134さんがツボの曲尺と重ねて見る

ホントに90度っぽい



シンワのスコヤを測ってみる


まずはサーパント

測り方はキャンバー角を測るのと同じく
ポジティブ側からスコヤに当てて
ネガティブ側へ倒し込んで見る



ほぼ...だけど
なんか?微妙??



続いてYOKOMOさん



マヂか!
コイツも微妙ぉ~~っ!





続いてイーグル模型さん

チナミニ、イーグル模型の社長さんは
小・中学が私と同じです(先輩)


きっと

「竹がものさし」「プラスチックが線引き」
っと、習ったハズですが

何故か?金属製です




一番疑ってたモノが
一番正確っぽい。

「ホントカヨ!」(;´∀`)

イーグル模型さん...
疑ってスミマセン。


2019年7月29日月曜日

1/12のアライメント_キャスター



勝手にコラボ企画 Vol.5




キャスター角を測る


皆さんご存知だとは思いますが
キャスター角ってのは


キングピンが後輪側に倒れてる
ココの角度の事です


二輪車はキャスター角が無いと走らないので
バイクに乗ってる人とかは
お馴染みの仕組みですね


キャスター角を詳しく説明すると
モノスンゴク長い話に成ります
(おみゃぁ~の話は長ぎゃぁ~でぇ~にゃっ!)


キャスターが寝ていると
トレール値が大きく成ります

さらに1/12などのDDカーには
オフセットナックルが備わっているので
なおさら、トレール値が大きいです。



それ以外の大きな役割として
キャスター角が深いと
ハンドルを切った時
タイヤが接地面に対しナナメに成り


言い換えると
タイヤが進行方向に”バンク”してます、

バンクすると
地面に対しタイヤの角が接地するので

ドリ車やってる人が良く言う
「ポジリフト」って状態に成ります

なんか、曲がる気がしますよね

この値は大きければ大きい程
曲がる気もしなくもないですが

タイヤが車体のロール量に見合った角度分
バンクをしないと
倒れ込み過ぎでタイヤの角しか接地せず
グリップを失ったり

タイヤの角が引っかかって、
前輪の「ザグリ」とか

角が引っかかり過ぎでクルマが止まったりもします

適材適所、適度な値が重要ですね




んで、このキャスター角を測る方法



セッティングボードなど
真っ平な板にクルマをベタ置きするんですが



シャーシとロアブレースが「への字」に成ってると
正確に「ベタ置き」出来ません
持って居ませんので....




私はピッチングダンパーを外し
シャーシをベタ置き状態にし



セッティングボードにベタ置きしたら



キャンバーゲージで測ります

アナログですね~

アナログ過ぎで
老眼のお父さんには非常に厳しいモノが有ります

しかも真横から見ないと成らないので

第三者が見ると
ラジコンに土下座してる様に見えます



片側を測ったら


反対側も測ります

測るのは良いけど
真面目に見難いです。


角度も重要ですが
「左右がピッタリ合ってるか否か?」
↑コレが一番重要です

オモクソ壁にバンバンに激突させると

アッパーアームのネジ穴が変形し
左右のキャスター角が変わる場合が有ります


こんなに重要な部分なのに
明確に測定する治具みたいなのがありません


幸い

KAWADA M300シリーズと
XRAY X12は
キングピンが 3.0㎜なので...



ツーリングカーのサスピンなど
3.0㎜の長いシャフトを差し込んで



シャフトを基準にゲージで測定します


それより何より
ゲージで測らんでも


左右とも、長いシャフトを入れて
片目ニラミで延長線上を透かして見れば
左右がピッタリか?だいたい見えます


しかし、この方法はあまりにもアバウトで


ebiちゃんや狂一さんにコレを見られて
こんなタイガイタイガイな事書いてたら

怒られそうなので....





こんなモン持ってきました


しかし...

有るんだけどさぁ



目盛りがアバウト過ぎで
正直、微妙な値が測れません

(;´∀`)

目盛りでは「4」と「8」の間ですので
多分「6」でしょう?


疑わしいので


ゲージで測ってみます



およそ合ってるっぽい


しかし、このキャスターゲージ



左側は
アクスルシャフトが干渉し
赤色のハリガネが「ビヨォ~ン」っと成って

マトモに測れません

(;´∀`)


考えた人はナカナカ頭いいけど
微妙にイマイチですねぇ....(;´∀`)





そんな感じで「キャスター角」


キャスター角の調整は
アッパーアームヒンジピンに入る
シムの枚数で調整します、

ネジ式ターンバックルでは無いので
適度な微調整が簡単に出来ません


キットを最初に「丁寧に」組んだ状態では
左右はピッタリ合ってるハズです、


しかし、オモクソ激突させると
ターンバックルの穴が
微妙に広がって
アッパーアームがナナメに成り
左右のキャスターが狂う事が有ります


ホントは薄いシムで
微調整するんですが....



オモクソ激突して
微妙にキャスターが違ってしまった場合

アッパーアームのターンバックルを
思いっきり、限界まで締めこみます
イワユル「鬼キャン」にする訳です

締めこんだ後
適正なキャンバー値まで戻して行き

再度、キャスターを測ると

不思議な事に
キャスター角が元の値に戻ってる事が多々あります

要するに
ネジ穴を矯正してやる風味ですね


コレを3回やって、治らない場合には

アッパーアームのネジ穴が広がってるか
ナナメに成ってるので

素直にアッパーアームを交換します。



..............つづく


2019年7月28日日曜日

電動ドライバー


先日...


某・通販サイト、Amaz〇nでポチった
電動ドライバー


仕事で使ってる

マキタPanasonicに比べると

トルク制限制御が無いし
回転速度も遅い

「自分の手で回した方が速い!」

こう書きました。

まぁ、そうは言っても
マキタやPanasonicのは
値段が3~4倍するので
性能差が有ってアタリマエ



んで、

買った直後に
ホビーショップDayzさんに持ち込むと

丁度同時期
安珍くんも同じの買ったとの事。

人気だねぇ~(^^♪


そんな安珍くんは
ホームセンターで買ったそうですが


しかぁ~し!流石!!
安珍くん!!

このドライバー
「正転」で回転し
「パッ」っとスイッチ離すと
一旦微妙に逆転する事に気が付く

「コレは不良品だぁ!」ヾ(*`Д´*)ノ"

そんな事言ってたので
私の買ったので確認すると

同じ動きをする。

私は全く気が付きませんでした


さらに、同じのを以前から使ってる
134くんのを確認

全く同じ動きをする

不良品では無く
「こういうモノ」っぽい。

さらに
彼らから有力情報を得る
流石「発願文コンビ!」


(;´∀`)



んで、このドライバー
回転が遅く、手で回した方が速い!
こう言いましたが



先端を照らす様に
LEDライトが付いてる。


コレがね


1/12のリアホイールのネジを締める時

堀が深く、
色がクロで(ブラックババンゴ)
しかもネジが黒いので

何処を狙って良いのか
ロウガンでは暗くて解らなかった処を

眩い光で照らしてくれるので
非常に見易い!

コレはイイ!!!(^^♪


「使えねぇ~」っと思ったけど
以外に1日使ってしまった。




---補足ですが---


パナソニックとマキタのホンモノも


LEDライト搭載ですが

六角軸ビットの下側から
LEDライトで照らしてる


人間の体の構造上
目は腕よりも高い位置に付いてるので



締める時
この画像の様な「目線」に成るのです

ビットの下から照らしてるので
せっか照らしてるけど、ビットの「影」に成って


狙う「ネジ」が影で暗くて見えない

マキタもバナソも
バカだねぇ~(;´∀`)

この¥3980円のドライバーの方が勝ってる



んで、某マ〇キタの方

Panasonicよりも後出し

きっと、コピーしたんでしょう

電動で回してネジを締めこんで
止まった処で「手締め」が出来るんだけど

この手締めのロック機構が
ドヤグイ!


仕事で使ってる時
M5のネジを手締めで締めこんだら
「ベキッ!」って一撃で壊れて
クルクルに成った


チナミニ

私は仕事で使う様に


同じの何台も持ってるけど

2台がM5のネジに負け壊れ
もう1台は手締めの処に物凄いガタが有る

ビュゥ~ンっと電動で回し
手締めで「ギュッ」っとやろうとすると
物凄い角度、手を回さないと成らない

まるで
スティーブン・セガールに
合気道で手をひねられてる感じに成る


マキタ〇さん
他の製品は良いけど
このドライバーに関してはドマヌケで有る

(;´∀`)


2019年7月27日土曜日

1/12のアライメント_セッティングホイール



Vol.4

--チョット、補足的内容--



実走するタイヤを取付ける

実走と言うか
旬を過ぎて使わなく成った
新品のタイヤ&ホイールを
ベスト径ピッタリに削ったモノ

F:39.5㎜、R40.0㎜



この状態での車高:3.2㎜


ココで....







最小サイズが:40㎜で
Dayzさんでのベスト径:39.5㎜
なので、
”車高の測定には使えない”

そう、書いたんですが



SQUAREさんのセッティングホイールを付け
車高を測ると:3.0㎜しか無い

???

実走するタイヤが39.5㎜で
セッティングホイールが40.0㎜なのに
ナンデ?




実はフロントには
「キャンバー」が付いてるので



実際のタイヤに対し
セッティングホイールの方が
外フチに近い


真正面から見て
四角のタイヤが内側に倒れ込んで付いてるので
当然、地面に内側の「カド」が接触する
「◇」...な感じ

アクスルシャフトから地面までが
実際のタイヤ半径よりも
遠く成って当然

その誤差分
実測すると車高は低くなる訳で

キャンバーをピッタリ”0度”にすれば
セッティングホイールでも
キチンと正規の車高が測れるでしょう



んじゃぁ
セッティングホイールを
逆に付ければ良いんじゃ無いか?




ハイ。

キャップ側の穴が小さいので
刺さりません

(;´∀`)


キャンバーは殆ど毎回
HUDYで2.0度、0Gで1.0度なので



実走タイヤに近い車高が取れる
イイところを
クルクル回して探ってみます




コレぐらいかな?



40.5㎜の処で
実走タイヤ”39.5㎜と同じ車高に成りました

この数値を覚えて置いて
あくまでも基準値として測ればイイ。




..............つづく



1/12セッティング(1)

*************************  この内容はあくまで 私が実際に走行させて感じた感覚が元に成って居ます 全ての場面に当てはまる訳では有りません ************************* 1/12電動レーシングカーのセッティング *フロントスプリング*...