2018年7月18日水曜日

JMRCA 1997



JMRCA バギーの全日本の続き...


1996年の全日本で思い出した事が有った

某ヨ〇モのクルマを使って
某ヨコ〇の萱野さんにクルマ見て貰って
調子良くなったんで

大会の最後に
某〇コモの萱野さんの処にお礼に行った

すでに帰り支度の途中で
萱野さんはY社の車に
沢山のダンボール箱を積み込んでた

お礼を言いつつ
不意に手が勝手に動いて
気が付いたら荷物の積み込みを手伝ってた

ら、

サングラスして変な柄のズボン履いた
ワールドチャンピオンの広ナントカさんが来た

したら突然
サングラスを外し
フェンスの金網にサングラスを引っかけ

ワールドチャンピオンがこう言った

「サトやん!サングラスココに置いたから覚えといて!」

アレなんすね
世界一ラジコンが速い人でも
人間なんすね

しかも
サングラス置いたの忘れちゃうから
人の記憶任せ?

チナミニ、
Y社の萱野さんも世界戦で2位に成った事がある
モノスンゲェ人


んで、荷物を積み終え
萱野さんから「ありがとうございます」ってお礼が

いえいえ!お礼を言うのはこっちですよ!
クルマ見て貰って
楽しい2日間を過ごせました。


そう思ってたら

2人共、
ニコニコしながら車に乗り込む..

「あぁ!サングラス忘れてますよ!」

自分がこう言うと
慌ててワールドチャンピオンが取りに来た

チョット、恥ずかしそうだった


世界一の人が忘れちゃうんで
世界2位の人に頼んだんだけど
2位の人も忘れてたんで

最下位の無名な男が教えたって言う..(;´∀`)

ってか、黙ってて
サングラス、貰ってくれば良かったですね

後でヤフオクで売ったら
高く売れたかも??

(冗談ですが....)





んで、話を本題に....


1996年
初参加の全日本選手権

翌年の1997年の話

「今年も又、同じ会場だよ!」

....のお知らせが

1年間、全くバギーに触らず
しかし
クルマもバッテリーもモーターも有るんで
参加して見る事に...


まずは地区予選から

定員割れしてるんで
地区予選必要ないんですが、

ミワホビーさん
その為にバギーコースを整備したとの事。

「苦労してやったんだで走れやぁ~」

指令以上、命令未満ですね((;´∀`)

クルマは引き続き、ヨコモYZ10

自分でも良く覚えてませんが
何故か?バギーに妙味湧いたのか?

アソシのRC10も買ってて
メカのヨビとして会場に持ち込んだ


この年は尾崎玉郎くんでは無く
ツルギ君ってスーパーエキスパートな人と
一緒に会場入り

彼は2駆の予選に参加です


朝、ピットを広げてると
鈴木ナントカイチさんとか
才川ナントカさんとか

全日本の上位に名を連ねてる方々が
周りに集まって来ます

常日頃、ツルギ君を見下してましたが
実はスゲェ人だったんですね(バギーでは)

んで、そのツルギくん
ロッシだったかの2駆バギーを持って来てたんだけど
バラバラで箱に入ってて
どう見ても、今から走る状態では無い

アセアセ💦しながら組んでたんだけど
間に合いそうに無い

ふと、思い付きで行ってみる

「今日、RC10持って来てるよ」

「あぁ!ソレ貸してください!」

考える間もなく即答するツルギ君。

えぇ?大事な全日本なのに
そんなんでイイの?

人のクルマでイイの?

お前たちに緻密な計算とか準備とか無いのか?

速い人って
逆にそう言う処が
速さの秘密なのかも知れません。


んで、地区予選開始

本番のウッディードームと違って
常設バギーコースなので
地面も彫れてて
ハンドル切らんでも
コースに沿ってクルマが走る。

なんせ、1996年に1回練習してるでね!

しかしね...
タイヤが合わなかったのか?
全くタイムが良くない

細かく短いピンが生えてるタイヤだったんだけど
皆さん、大きなピンが
大まかな間隔で立ってるのを使ってる。

例えるなら、千葉のジャガーさんの服みたいな感じ

走ってお店に買いに行くと
それらしいのが売って無い

とりあえず
近い感じのを買って来たんだけど...

「そんなタイヤじゃ走れんがや!」

って、ツルギ君の友達がタイヤを貸してくれた

なんだ...買って来んで良かったじゃん!(*´з`)


タイヤを替えたら
ウソの様に良く走る


んで、ココからツルギ君がイロイロと
バギーの走らせ方を教えてくれた

ジャンプ中の姿勢変化について

自分の場合
ただ単に飛距離を伸ばすべく
全開スロットルでジャンプに突っ込むんだけど
ソレは全くNGとの事

ジャンプ中はタイヤが路面に接して無いので
コントロールが出来ないとの事

.....確かに

しかし、空中でスロットル操作すると
クルマの向きが変わるとの事

「飛んでる最中にブレーキ掛けて下さい」

ツルギ君に教えて貰った通り

ジャンプした途端にフルブレーキ

ジャンプした姿勢で
クルマが上に向いてるのが
「クッ」っと向き変えて
地面の方に向く

そのまま着地すると
前輪が地面に接地するんで
途端にハンドル操作が効く

「をォ!」確かに!!

ってか、地区予選中にやる事か?
事前に練習しとけ!って話ですよね?

案の定
ジャンプしてからブレーキ掛けるツモリが
ジャンプで地面から離れる瞬間にフルブレーキして
そのまま飛ばず
ジャンプ台から「ヌルン」って地面に沿って落ちたり

やり過ぎで
地面に対しクルマが直角90度で刺さったり


今度はツルギ君

「逆にスロットルONにすると上に向きます」

「やってみるんで見ててください」

2駆のヒートで
ジャンプしたツルギ君のクルマ
(ホントは私のRC10だけど)

スロットル全開で
クルマが上に向く

そのまま後輪から着地

「おぉ!なるほどね!」

ツルギくん
細い眼のを輝かせ
ガンガン後ろから着地

ってか、ソレ俺のクルマダゾ!
壊すなよォィ!ヾ(*`Д´*)ノ"

そんな塩梅で
ツルギ君始め中京のエキスパートな方々と
イロイロ楽しみながら
試しつつ、レースを進め...

2駆の最終ヒート

助手としてツルギ君のクルマを持って
(ホントは私のRC10だけど)

コースイン
操縦台のツルギ君にアイコンタクトして
スイッチON

地面にクルマを置くも
無反応?

操縦台の上でアセアセするツルギ君?

「んん?(´・ω・`)」


クルマを拾い上げ見ると
ボディの窓の端からシリコンコードが見えます

????

バッテリーにコードがハンダ付けされてません!

「ヲィ!」ヾ(*`Д´*)ノ"

そりゃ動きませんよね

猛ダッシュでピットに戻り
ボディーをめくり上げ

慌ててコードをはんだ付け

今みたいにLi-Poとかだったら
ピンを刺すだけなんだけど
当時のサブCはコードがハンダ付け

ピットにハンダコテ出しっ放しだったもんで
良かったけどさ

最後なんでって
コンセント抜いてたら完全に終わってましたね。

(*´Д`)



結果はどうだったのか?
全く覚えてませんが

なんせ、緊張感の中に
笑える要素が沢山詰まってて
伝説も多々作り上げ

楽しいレースだった記憶しかありません。


そんな感じで
地区予選は通過したんですが

全日本の本番は
仕事の都合で参加する事が出来ませんでした。


出てたら
もっとオモシロイ伝説が有ったかも?


---おしまい---


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ピッチングスプリング