2019年10月30日水曜日

Kito-BAN!!!!



Dayzさんで副院長さんと呼ばれてる
Kさんが開発したバンパー

「キトバン」

チナミニ


彼が名付け親らしい




こんな風に下が空いてて
空気をボディ下に吸い込むって仕組み

コレを前回
M300FX4に付けて見た処
非常に塩梅が良かったので

量産するんですが

いちいちポリカ板に
モノサシで寸法測って
サインペンでケガキしてカッターで切って
メンドクサイ!


なによりも
毎回、ケガキの度に
微妙にズレる事が有ります

ボディのハナツラを支えるモノなので

ナナメってると
空力に非常に多大な影響が有ります


そこで

私はデンキヤなので


PCでCAD化しました

外径図に
ボディマウントの穴位置
折り曲げる折り曲げ線(破線)

先端は2.0㎜ピッチで破線を書いて有るので
使用するボディーに合わせてカットすれば
長さを正確に変えられます。


CADデータ化したので

コレでデジタルデータでPCに保管できますし
コピー機で何十枚でも複製できます

とりあえず
A4用紙に8個組みで印刷し



裏側に薄い両面テープを貼り付け
(タイヤ接着とかに使うヤツ)



ABCホビーさんのポリカボネート ¥350円也



1.0㎜のポリカーボネート板に貼付け
とりあえず

AMR用とローラ用の2個を作成

ボディマウントの穴を
ボディリーマーでグリグリやると

右ネジリの恐怖で
穴がナナメに成るので



何処の家庭にもある「ボール盤」

1/12の世界では有名な話ですが
最近、家電認定されました(笑




穴位置も非常に重要な部分なので
センタードリルを使います




ボール盤で慎重に穴開け



んで、ボール盤と言えば


ボール盤で穴開けする時に
ワークをガッチリ固定する
ボール盤バイス

安いものなら¥2.000円ぐらい



バイスに「折り曲げ線」に合わせ
クランプし



「グィ」っと押してやると
キレイに真っ直ぐ曲がります。



出来ました



車体に合わせてみる



このままコレだけだと
前後にカタカタ揺れてしまうので

裏側に支えのスポンジを貼ります
(本物のキトバンはゴムを挟んでました)




硬質のスポンジ



サンドペーパーを巻き付けて
クルマのボディを補修する時に使うスポンジ

多分、ソフト99だと思います

普通にカー用品店で売ってるアレです

コレを
正確な寸法でカットするんですが

カッターナイフでザクザク切ると
ど~してもナナメってしまう




単なるアルミのフラットバー

コレに2か所、M4のタップ加工をし
(無論、ボール盤で加工)



カッターナイフの刃を固定



ナットとワッシャーの枚数を変更する事で
カットする「厚み」が変えられる




こんな風に
「グィグィ....」っと押し込んで



一定の厚みでカットする事が可能

大工さんが使う「カンナ」の要領ですね



適度な位置に穴開けをして
薄い両面テープでバンパーの内側に貼って

差し込めば完成


こんな塩梅で
デジタル化と専用治具を使う事で

不器用な私にも
毎回、同じモノが正確に造れる様に成りました



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ピッチングスプリング