2019年8月1日木曜日

1/12のアライメント_モーターマウント


アライメント系:Vol.7

走らせ終えた後の話

走らせてて
思わず「壁ドン」する事って有りますよね

私は走行毎、ほぼ100% 壁ドンします、



私は幸い1/12のストックを走らせて
車速もパワーも控えめなので

万が一、壁ドンしても

”我が永遠のライバル@樺吉さん”
の様に
片側のアシが全部もげるとか
そう言う男気ある激しいのは有りませんが...

(;´∀`)


クルマって、激突する時
大半の場合、進行方向側から激突します

なので「前側」がよく壊れます

PARSEC12は2度程足を骨折しましたが

不思議な事に
KAWADA M300FX4では
一度も骨折した事が有りません


そんな塩梅で
前から突っ込むので
激突した時、フロントの事ばかり気にしますが


意外や意外


リアのロアブレースと
モーターマウント(バルクヘッド)

コレが微妙に「歪み」が出る事が有ります


「フロントしか当てて無い」
っとか思い込んで

フロントのアライメントだけを取って
リア周りの事を無視して、チェックせずに走らせ

コレに気が付かず
「なんか?オカシイ」って沼に落ちます、



フロントを「コン!」って当てただけなのに
リアが曲がるってのは...

モーターは車体の中でも
1~2位を争う重量物です

この重量がある物体が
2本のネジで
アルミのモーターマウントに
「片持ち」でぶら下がってます

こんな不安定な取付方法ですので

走ってて、フロントを「ガン!」って当てて
車速が急速に減速すると

重量物のモーターが
勢い(慣性)で前に行こうとします

モーターが前に「ガン!」っとズレ
バックラッシュが狂って
スパーギヤをツルツルに舐めたり

バックラッシュが狂わず
そのままモーターマウントをひねくる事も有ります


ホントなら、こんなに重い物なので
エンドベル側から何らかの支えが欲しい処ですが

最近の1/12って
リア周りががロールし、
グリップを確保してる傾向も有りますので

ココをガッチガチにしてしまうと
その意味合いの効果が無くなってしまいます。


チェックの方法は...

セッティングボードの上で
ロアブレースがカタカタしてないか?
確認するんですが

意外と解り難い


ので


車体をひっくり返し
後方からお得意の「片目ニラミ」でチェックすると

ロアブレースの角穴から
モーターがナナメに飛び出てる事が有ります


その場合


モーターマウントを止めてるネジを
一旦、ゆるめ

再度、対角線上に締めこみます



バックプレートも同様

チナミニ、

アッパーブレース、
ロアブレース、
バックプレート、

このネジを全部緩めて

ロアブレース
バックプレート
アッパーブレース

この順にネジを締めこみます


大半の場合
コレで「リア周りのヨレ」が無くなります

2回やって治らない時は

悲しいお知らせです。

モーターマウントが曲がってる可能性が有ります
(;´∀`)


リア周りのヨレが取れたら



ベアリングホルダ?
ハイトアダプター??

コイツのネジ4本を緩め

アクスル軸を指で空廻しさせて

対角線上にネジを締めこみます



ネジを締めこんでる時

空転してるアクスル軸が
「ギュッ!」って停止したら

ハイトアダプターの破損か
ベアリングが死んでる可能性が有りますので

諦めて交換します。



**補足**

XRAY X12 と、SQUARE PARSEC12 は

モーターマウントにモーターを止めるネジが

「上下1本づつ止め」か
「下側2本止め」が選択できます

バックラッシュが狂いにくいのは
「上下1本づつ止め」ですが

激突時にモーターマウントが曲がりにくいのは
「下側2本止め」の方が有効です


XRAY X12はタマリマセンょ


2回曲げると¥1万円だもんね

¥10.000円って...タミヤなら、
何らかのキット丸ごと買えるら!


(;´∀`)

..............つづく



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ピッチングスプリング