2017年8月28日月曜日

KAWADA M300_017




気が付いたらシャーシが割れてた
KAWADA M300FX4

M300が虚弱体質って訳でも無く
サーボが壊れる程ぶつけてるので
当然って言えば当然



とりあえず
アルミシャーシで誤魔化したけど

カーボンシャーシと改めて比べてみたいので
シャーシ単品購入を考え

他にも痛んでる処や
予備で持って居たいパーツが有ったので

軽く見積もったら
キット価格ぐらいに届きそうだった結果



新品で丸ごとキットを買い足した。

1/12では定番ですね

必要な部品が全部入ってるので
お得って言えばお得です





小加工が必要な部分も有るので

各パートごと、予め組ん置く事に


私の記憶が正しければ

M300RSW辺りまで
大きなニビール袋にパーツが「ドサっ」っと入ってたけど


FXは袋が小分けされ
尚且つ
説明書の順に梱包されてる

親切ですね♪





1/12のパーツは細かい物や
小さなボールなんか有るので

100均で買った揚げ物入れるトレーに
同じく100均で買った
掲示用コルクを貼った物を用意し

ソレにぶちまける。



ナックルの加工

このナックルって
M300RSから同じ物ですよね?

昔は黄色だったけど...にゃっ!



アクスルシャフトの穴
外側に凸が有るんだけど
ソレを削り取った

OLFAの小さいカッターで切ったら
半分入った処で刃が折れました
KAWADAのナックルはメタクソ丈夫です。


ナニがしたいのか?って言うと
フロントのトレッドをナロー化したい訳で

トレッドが狭いと
ロールが大きく成って、外足に荷重が掛かって
より「曲がる」セットに成る。

トレッド幅ウンヌも有るけど
ココを削り落とすと
スクラブ半径も変化するハズ

今回はその辺も踏まえて加工してみた



切り落としたカスを測ると
丁度1.0mm



アクスルが内側に飛び出るので



1.0mmのシムを入れようとしたら
キチキチに狭くて
Eリングが変形したので
モロテックの0.4mmを2枚入れる



アクスルが入った処で
キングピン穴にリーマー通す

アクスル入れる前にリーマー通すと
アクスル入れた後に樹脂が押され
キングピン穴が変形して意味が無いので
必ず後で通す様にしてます。



キングピンが無抵抗でスルスル動く様に




ロア・アーム


M300FXは
サスマウントインサートがオフセットしてて
トレッド幅が変更できる。

ココをナローに組めば
ナックル削らんでもいいんじゃ無いか?

っと、思ったけど
今回は「スクラブ半径」が大事なので
ココは説明書に従って組んで置きます


チナミニ...

サスマウントインサートがオフセットしてるので
コレを90度回して
前寄りにすればロングホイールベース
後ろ寄りにするとショーとホイールベース

なんて思ったけど

スペーサーがDカットしてあって
180度にしか回転しませんでした。

だったら上の端面が
六角形に切って有る意味ないじゃん!

ヾ(*`Д´*)ノ"



サスマウントインサートがクリクリして入れ難い時には

長いネジを入れて押し込むと楽です



アッパーが渋い場合には
キャスターシムを削れって書いて有るけど
相当バーバー削らんと入らんかった(汗


ココまで出来たら


スルスル動くか?チェック





ナックルのキングピン穴に
リーマー通したけど

キングピンとナックルは走行中は
同時に動くので通常問題無いけど

軽く壁ヒットして
キングピンがズレてしまうと
車高・バネレート・その他イロイロ
変化したまま走ってしまうので

強い衝撃が加わっても
元に「ストン!」っと戻る様にしておく



こうしとくと
多少、壁に激突しても
「ストン!」っと元の位置に戻るので

そのまま走り続ける事が出来る

操縦台から一番遠い処で動かなく成ったら
取りに行くのメンドクサイもんね!



タイロッド

KAWADAさんのタイロッドエンドは
ソコソコ硬めなので
ネジを全部ねじ込んだ位置から緩めて調整します

予めエンドにネジ切って置く感じ

ターンバックル廻して調整する時
ボールからエンドが抜けて「イラッ!」っとするのが減る



KAWADAさんのユルユルサーボセイバー
即座に壊れるので誰も使って無い

今回は

メーカー標準の
アッカーマンとバンプ位置を見たかったので
今回はとりあえずコレを組んで見る

ってのは


 サーボの前置きやった事無かったんで
この位置で試しに組んで見た

説明書では

サーボ取付位置を1.5mm程持ち上げると記載あるけど
キット付属のサイバーを使うと
シャーシ下面からセイバーが飛び出さない。

キンブローやXRAYだと確実に飛び出ると思う。






M300FX4のキモ部分、ボールシート




ネジにグリスを塗って...は
説明書に従うんだけど



対角3mmのレンチに
ビボットスクリューと
ジョイントボールを差し込んで



真上から垂直にレンチを差し込んで
ユックリとネジを切って行き

軽く止まった処で
ピボットスクリューを抜き取り

ボールシートとスクリューをクリーナーで洗浄し
先ほど塗った「グリス」を除去する




ココでスーパーXと爪楊枝登場

シートタイヤ貼るアレです




再度、スクリューをシートにねじ込んで
1/3ぐらい入った処で
ネジ部分に爪楊枝でスーパーXを少量塗り
イワユル「ネジロック」代わりに使います。

走行中にスクリューが抜ける事が減り
コレでズイブンとボールシートの寿命が長く成る

補足ですが、

スーパーXが乾燥するまで時間が掛かるので
塗って即座に走らせると
スクリューが何処かに飛んで行くので
自分は事前に2セットぐらい組んで
ASSYで交換できる様に持ってます。



チナミニ

キットに入ってるボールシートは
ユルユルバージョンのランナーに付いてるので
動き・耐久力共、あまり良くありません

別途、ボールシートセットに入ってるプラの方が
カチカチバージョンなので
動きも良いし、耐久力も有る様です。





説明書では
ロアブレースにボールシート組む様に成ってますが



自分はシャーシ側に
ボールシートを先に組付けます。

シャーシのボールシートポストの穴に
微妙な余裕が有るのか?

適当に組み付けると
若干の渋みが有るので

ボールシートポストのネジを1回転ぐらい緩めで


ボールシートを差し込んでから
シートポストのM3ネジを締めます。




ピボットボールの下にヤスリで線を入れると
緩み止めに成る事が書いて有りましたが




ボールシートポストの
シャーシに面する側にも同じ事すると
緩み止めに成りますね




自分はボールシートが動く派なので
ナットに下にテフロンワッシャーを入れて
よりスムーズにボールシートが動く様にします。




キモの部分が完成

ココのM3ナイロンロっクナット
最初に購入したキットでは
薄型が入ってて、何ら問題無かったけど

今回のキットには厚みが普通のナットが入ってたので
ネジ山がナイロン部分に届かず
全然「ロック」に成ってませんでした。

ロック(LOCK)なら良いけど
コレじゃR〇CK(ロっク)です。






アンテナベースとショックステー




自分のM300FX4

シャーシ右側にESCが載って
左にレシーバーが載ってます



説明書ではアンテナ線をこの穴通す様に書いてますが
穴が「左側」に開いてて
説明書ではレシーバーが左に載ってます

右側からアンテナ通す為には
ぐるっとショックマウントを半周して来ないと成りません





なので


アンテナベースに2.5mmぐらいの穴を追加し
左側からアンテナ線を通せる様にします


コレでレシーバーから
アンテナ線が直接マウントに立てれる。





ダンパーブレースとサイドスプリング



サイドスプリング下に3.5mm隙間が必要なんだけど

不意に緩めて3.5mm以下に成ってしまうので



予め、3.5mmのスペーサーを入れて置く

何も考えず
目一杯緩めても3.5mm以下に成らない

イワユル「ポカヨケ」ですね





ダンパー



ビックボアなんだけど
1.5mmのEリングが小さくて飛んで行きそう(;



ピストンを付ける前のEリングが付けやすい状態で
先に上側のEリングを取付け



シャフト側からピストンを挿入




内側のEリングを後から取付けると

シャフトが長いのが相まって
Eリング飛んで行ってしまう率が減ります

不器用or老眼な人にオススメです





ショックグリスはイロイロ試したけど
AXONのが一番イイ

先ほど、ボールシートに使った爪楊枝



爪楊枝の太い方で
ショックグリスを塗りマクル



指に残ったショックグリスを
スプリングアジャスターのOリングに塗る

本来はシリコンOILを使うけど
ツイデにコレを塗ってやれば事は済む




シャフトをダンパー内に入れる時
Oリングキャップを半分ぐらい緩める

完全に締めこんでOリングに圧力が掛かった状態で
シャフトを押し込むと
Oリングにシャフトの先端で傷が入るのを防ぐ





ダンパーにOIL入れて
エアー抜きしてる合間に....


デフを組み立てる。



デフを組む前に


ベアリングホルダーを組付け


アクスルシャフトを挿入し


横に傾けて、
シャフトが「ストン」っと落ちればOK

引っかかって落ちない時には
ベアリングホルダーがベアリングを押して
ベアリングに負荷が掛かってるって事

締めつけが強い時には
シャフトを加工するんで
デフを組み立てる前にチェックした訳です。




デフリングの面だし
やらんでも良いぐらいの精度だけど
一応やって置いた。




M300のキットには
モディファイド用の大きなスパーが付属なので

ストック用の小さなスパーを別途用意

とりあえず75丁





デフは取り急ぎ、説明書に従ってみる

サラバネを2枚重ねにしたり
一番外のベアリングをフランジタイプにしたりすると
耐久性がUPする




キット付属のプラナット

コレが耐久力が弱く
最初は良いけど、数パックで悲鳴を上げる


普通はデフが滑ると「ギッー!」って音がするけど
M300はデフが滑る瞬間「にゃーっ!」って音がする。




タミヤのホイール買うとオマケで付いてる
ナイロンロックナット

コレに交換する、




ナットもペーパーの上で面だし

過去にデフが1か所だけ引っかかる箇所が有って
冗談でナットの面だししたら治った事が有った
それ以降、コレをやってる。

チョット、眉唾っぽいけど




リアアクスルは
キッチキチに締めるとベアリングが壊れるので
0.何ミリか隙間を造るんだけど

多すぎると良い事無いので
コピー用紙2枚分ぐらいの隙間にしてる

実際にコピー用紙を挟んで締めこむ





リア周りを完成させてる合間に





ダンパーのエア抜き終わってるんで
組み立てる




スプリングカップのイモネジ

片方から締めると良いんだけど



反対側にもネジ切って有るんで
同様のイモネジで固定してやる

→ | ←

こんな感じにシャフトを固定しておくと

以外にクラッシュに強く成るし
不意にナナメニ成ってる事も無く成る

シンメトリーだで!にゃっ!

補足だけど
ボールシートの作動分
(ロアブレースが前後のピッチング側に動く量)

コレよりも

Oリングやシムワッシャー入れて
ピッチングダンパーのストロークを狭くして置くと
不意なクラッシュでボールシートが壊れにくい


コレはSQUARE RMS時代に得た必殺技


ただ、M300FX4では
過去にアッパーブレース割ったので
コレが原因だったのかも知れません?



・・・・・・・つづく


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ピッチングスプリング