2019年5月19日日曜日

XRAY X12 2019 _19




先日、XRAY X12の足回りを組替えて



ロアアームのみ



ナイロンのピボットボールを使うのは何故?

そんな疑問を感じてました。


例えば

タミヤさんとかのキットは
最初に全部プラスチックのパーツで構成されてて
後にオプションで、金属製パーツが出ます

アルミ:サスブロックとか
アルミ:ステアリングワイパーとか

コレは目的が明らかに
キット本体の価格を安価にする為

↑コレは解るんですが

XRAYの場合
ナイロンのピボットボールが2個で千円もするんで
明らかに「価格を押える」って意味合いでは無いと思う

又、タミヤのキットほど売れないので
成型の型を造っても
型の償却分、部品も売れないでしょうし?


しかし......

なんか?解った気がする



アッパーアームは
ナックルと同時にスイングするので
ピボットボールの穴を
キングピンが上下しません

しかし、ロアアームは
キングピンがピボットボールの穴の中を
上下に動くので

当然、ピボットの穴とキングピンに摩擦が有る訳です

金属のボール 対 金属のキングピン だと
「カジリ」みたいな事が発生するでしょうが

金属のキングピンに対し
ナイロンのボールならば
摩擦抵抗が少ないって訳です


コレが答えじゃ無いのかな?



だとしたら、アレっすよ

上下とも、ピボットボールが真鍮の
KAWADA M300FX4

コレのロアアームのピボットも
ナイロンの白いヤツにした方が良いのか?

しかし...

ワザワザKAWADAさんが上下とも真鍮で造ってるのは
何らかの意味が有るのかも?


なんか、余計な謎が深まった。



そして


ロアアームをプラスチック製にした場合



コレはUSスペック



アッパーアームの上に
キングピンシムが沢山入る

0.2mmを5枚、0.5mmを2枚
合計:2.0mm全てが
アッパーアームの上


処が


EUスペックは
ナックルの下に0.2mm

ナックルの上(アッパーの下)に
0.2mmを4枚と0.5mmを1枚

アッパーアームの上に0.5mmが1枚

同じく合計は2.0mmだけど

それぞれ入る枚数が分割される

USに比べ、EUの方が
アッパーアームの角度が鋭角に成ってる

コレはロールセンターと
キャンバー変化量に大きな差が有る。



再度、その辺りを確認しつつ....


キングピンスプリング

XRAY X12 のキット標準
イワユル「ゴールド」ってヤツ

「XRAYのゴールドは良い」
っと、皆さん口々に言われますが

私自身「どうか?」と思う次第

チナミニ、長さが違うのは
時計回りのDayzさんのコースで
左側の足に付いてたのが短い方。


そんな訳で、どうか?と思うので


私が1番信頼してる
KAWADAさんの「ブルー(青)」に変更



比べてみる

全長が0.2mm程、KAWADAさんの方が長い

ってか、
散々使ったXRAYのと比べてるので
縮み分、XRAYが短いのかも?




組み替えてみた

リバウンドをチョイ多めにしたけど
コレは走らせて調整。


そして、気に成ってる
アッパーアームの角度

なんか?数値化できないかと思い



デジタルの角度計(水平器)

セッティングボードの上で”0 を合わせ




アッパーアームの角度を測ってみるんだけど

水平器よりもアッパーアームが小さいので
凸凹して測り難い




水平器のソコに磁石が付いてるので
磁石にM8のナットをくっつけてみる




ギクシャクするけど
なんとか測れる



0.1度の誤差は
指で押さえてる分だと思う

ってか、
指の力の入れ具合で
数値がピラピラ変化して
上手く正確に測れない?



.............つづく

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ピッチングスプリング