2018年10月25日木曜日

SQUARE PARSEC12_14



ボールリンク+サイドリンク式の
PANカーの重量バランスの件。


スパーとピニオンの大きさの話

ボールっピボットを「支点」として
アクスル(車軸)を「作用点」とした場合

重量物のモーターの位置によって
車軸からの入力が有った場合
「動き」が変わる訳で



同じ指数(モーター1回転で進む距離)で
スパーが小さいと
伴ってピニオンも小さく成る
76T+46T=122T


逆にスパーが大きいと
ピニオンも大きく成る
80T+49T=129T


スパーが小さいとモーターが車軸に近く
スパーが大きいとモーターが車軸から離れる

前回、KAWADA M300FX4で調子良かった
80Tスパーとの組み合わせ

コレを参考に
SQUARE PARSEC12にも
同じ80Tスパーを組み合わせた処

動きが機敏過ぎだったので
スパーを76Tにして
モーターを後方寄りにしました。




PARSEC12のロアブレース



M300FX4のロアブレース



左PARSEC12、右M300FX4

並べてみるとズイブン長さが違う
PARSEC12の方が長く、M300の方が短い


重要なのは
ボールシートのピボット位置から
アクスル(車軸)までの距離



M300FX4



PARSEC12
(仮にRMS-Zのモーターマウント置きました)



ほんの数ミリだけど
M300FX4の方が
ピボット位置とアクスル位置が近い

テコの原理から単純に考えると
同じ角度までスイングするのに
PARSECの方が弱い力でスイングする事が解る


ロアブレースから
アッパーブレースまでの高さと

アッパーブレースの
ダンパーピボット位置までの距離

コレを考慮しないといけないけど

コレらを考えると
ピッチングダンパーのセッティングにも
大きく影響が有る事が解る


そう言えば両車(両社)のピチングダンパーって

M300FX4はビックボアダンパーで

PARSEC12はアソシサイズのスキニーダンパー


PARSEC12のダンパー

他方面では
「イマドキこの細いダンパーは無い」
...みたいな事言われるそうですが。

自分の行くDayzさんでは
モロテックやCRCなど細いダンパーの方も多く
逆にM300FX4のダンパーが太い感が有ります




結論から言うと

ピボット位置からアクスル位置までの距離

コレを考慮に入れて
両社のクルマを設計した方が考え

選択してるダンパーって事が良く解りますね


ほんの数ミリの差だけど
考えて作られてるので
他車(他社)の流行に惑わされちゃイケないって事ですね。


・・・・・つづく

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