2015年11月14日土曜日

SD SPORTS-80


YOKOMO SD-SPORT


新しくBD7とか
DIBとか入手したんで

もう終わりか?

なんて思ったけど
80話まで来ました。


先日、

ドリパケ買って
ドリフトに飽きてグリップで走ってる

なんてコメント頂いたので
自分がやってるパーキングセッティング

ツイデなので
チョイまとめ的な事も書いてみます。

又、本当に必要なオプションパーツや
不要なパーツ類とかも書いてみて

可能な限りお金を使わず
楽しくラジコン出来る様、
ソレも付け加えてみます。




非常に狭い
ウチの駐車場で走らせてるんで

モーターを21.5Tに交換


ギア比5.0:1ぐらいで
Li-POバッテリーを使うと

タミチャレよりもチョイ速いぐらいっぽい

ギア比6.5~7ぐらいで走ると
タミチャレ仕様+Li-feぐらいと同じでは無いでしょうか?






モーター交換で速度が下がった。

速度が遅いと
勢いが無いので荷重移動がし難い


初期の曲がりが欲しいんで
デフをスプールから
ボールデフに交換

フロントはワンウェイでも良いけど

ワンウェイとボールデフで
コレぐらいの速度域だとタイムに差が無い

逆に、咄嗟の時とかにブレーキ使っても
ボールデフの方がクルマが乱れないのと

パーツ自体、
ボールデフの方が安価

尚且つ、壊れにくい






**ツイデニ**

毎日凸凹の処で走らせ酷使してるんで

メンテナンス




サスピンが曲がってたんで交換

片側(左側)だけだったけど
両方新品に交換しといた





そう言えば
SD購入時に
予備のサスアーム買ったけど

全く出番が来ません

途中、剛性UPの為
カーボン混入サスアームに交換したモノの

一度もサスアームが折れて無い


SDってメッチャ丈夫です


そんなサスアーム
自分はカーペットコースでタイム出そうと
軽量グラファイト製のサスアームに交換したけど
凸凹の駐車場で走るんなら
サスアームは逆に柔らかい方が良いのかも?





サスアームとは対照的に


フロントに入れてたスプール

コレは思いっきり当てると
折れる事があります

なのでこのパーツは
必ず予備を持ってる


プラスチックなので
ある程度走らせると開く事が有るんで

定期的に交換してる


そもそもSDって
予備でこのパーツもう1コ入ってるし

パーツで買っても2個¥780円

易いモンです

又、スプールの代わりに
フロントにボールデフ入れたんですが

ボールデフのアクスルもプラスチックなんだけど
ボールデフは左右の回転に逃げがあるからか
デフのアクスルが広がったり折れたりした事はありません



そして・・・


ダンパーも組み直し




バージョンアップの金属ダンパーは
他車に仮に廻したので

ノーマルのプラダンパー




OILは#500
ピストン及びその他はノーマル

組み方は「引き」で組んであります


流石プラスチック
ケースが膨らむのか?

押した時と引いた時
戻って来る位置が毎回違う

SDのキット付属のスプリングは

YS-1465L

1.4mmX6.5巻

ヨコモのブラック(ソフト)よりも
1段柔らかいモノが付属してます

タミチャレよりもチョイ速いぐらいで
駐車場で走るんならコレで十分

路面の凸凹をしっかり拾って
非常に走らせ易い

これ以上モーターを速くすると
(13.5Tとか17.5Tでブースト使うとか)

だと、前後ブルーやイエローがオススメ






ダンパー弄ったんで
車高調整

以前に書いた様に

車高+リバウンド量を計算し
最初にリバウンド側を調節し

後に車高を測定する

ココでは車高6mm、リバウンド2mmで設定



以前の車高調節で書き忘れたけど


指で車体を目一杯押し付けて


パッと手を放し
サスが伸びて戻った状態



1G状態で車高を測定する



リバウンドの確認は


1G状態から

車体の中心を
レンチみたいなモノで下から押し上げ




足が伸びて
地面から離れる処を見るんだけど

重要なのは

左右全く同じで有るって事




こうやってクルマを持って
目で見て、サスアームの位置が同じなのか?

こんなアバウトな方法でも
以外にピッタリ合ったりもします




続いて


トー角

自分は弱トーアウトが好み

構造上
内側のナックルがCハブに接触して
最大切れ角のストッパーに成るんで

内側の足に対し
外側の足の切れ角が少なく成る

言ってみれば
マイルド傾向に成ります

本当は0度が抵抗が無く
一番いいんだけどね


よく、イー角1度なんて
自分は書いてますが

正直、角度を測った訳では無く
かなり適当です


どうしても数値化したい場合には


リア側のトレッド幅と



フロントのトレッド幅を計って
計算すれば角度は出ます

あまりに激しいトーアウト/インは
クルマがヨタヨタするんで
ホドホドが良いと思います





続いてキャンバー




キャンバーも車高同様
1G状態で測定するんで

指で車体を押し付け



パッっと放した処で測定



なんでか?って言うと


1G状態でキャンバー2.5度


指で車体を押し付けて測ると



キャンバーが2.5度以上有ります
(ゲージとタイヤの間に隙間が有ります)


サスの構造や
アッパーアームの位置にもよりますが

「キャンバー変化」

沈み込むとキャンバーが強く成り
浮き上がるとキャンバーが浅く成る

コレが有るんで
必ず1G状態で測定します



指で車体を押しつけ
キャンバー測定した時に
毎回、違った数値が出てしまう時には

サスアームの動きが渋いか
ダンパーの伸び量が毎回違うとか

別の要因が有るんで
もう一度足回りのチェックして
車高からやり直しします。


T社の柔らかいシャーシや
FF-03みたいなインボードサスとかだと
1G状態で戻って来る位置が毎回違うんで
負のスパイラルに落ちる事が有ります




フロントキャンバー2.0度



リアキャンバー2.5度

だいたい何処でも
キャンバーは前後これぐらいからスタート

グリップ悪い処では増やす→3.0度とか

グリップが良い時には
タイヤの減り具合を見て
減らして行ったりもします。



又、SDには標準で
ターンバックルアッパーアームが備わってますが
ドリパケのベーシックとかだと
アッパーアーム固定みたいですが

アッパーアームはターンバックル化させた方が
断然有利です




続いてスタビライザー
SDもドリパケもスタビはオプションですね。


自分はTバー&ボールコネクトの
昔の1/12から始まったんで

ダンパーのスプリングは上下の制御

スタビライザーはロールの制御

こんな風に分けて使います


凸凹の多い駐車場とか
屋外アスファルトで路面がバンピーな処では

スプリングは柔らかめにして
ギャップ走破性(追従性)をUPします

↑コレが上下の制御


スプリングを柔らかくすると
車体の沈み込みが大きく成るので
((反発力が弱い))

コーナーでGが掛かった時
激しくクルマがロールします

ロールが適度なら良いですが
多すぎると

外側のタイヤに荷重が掛かり過ぎで
内側のタイヤが浮き気味に成ります

クルマはせっかくタイヤが4つあるので
4個のタイヤをしっかり接地させた方が
コーナーの横Gに多く耐える事が出来ます


なので

スタビライザーを調節し
クルマのロールを制限し
4個のタイヤをしっかり地面に押し付けてやる訳です

↑コレがロール制御



SD(ドリパケ)の場合

リアのスタビライザーを硬くすると
リアタイヤの面圧が上がって
アンダーステアに成ります


リアのスタビが決まったら

フロントのスタビを合わせてやりますが
余りにフロントのスタビが強すぎると
フロントサスが仕事しなく成り
(リジッドに近い状態に成る)

コレマタ、アンダーステアに成ります

スタビの調節は
スタビロッドを変更するんですが

大半のクルマは
同じスタビホルダーを使い
線径の違うロッドを固定する為

調節ネジが備わってます

このネジ調節せず
ロッドがカタカタの状態だと
全く意味が有りません


以前に公園サーキットで
このネジをカチカチに締めこんで

「スタビ付けら、クルマがマキマキに成った」

↑こう言ってキレてる人が居ました。



スタビホルダーが透明アクリルなら
中が見えて良いんですが

そうではないので



ホルダーの調節ネジ
コレをユックリ&そっと締めこんで行き

ロッドに触れたかな?

って処から1/4回転緩めればいいんだけど

ナカナカ難しいんで


スタビロッドから
エンドを引き抜いて
ロッドだけの状態にし


ロッドを目一杯上に指で持ち上げ
調節ネジを締めこんで行くと

ロッドが上の位置で固定されます

ココで指を放して




調節ネジをユックリ緩めて行くと

ロッドが「スコン」って下に落ちる位置が有ります

この位置で調節完了です

ネジは2本有るんで
2個とも同じ様に調節します


前後、同じ様に合わせれば完成です




フロントスタビ
自分は大半どこでも1.2㎜を使ってます

殆ど交換した事が有りません





リアは状況に合わせ
1.0~1.2㎜で調整

交換する前にまず
ロッドの突き出し量を変えて
効きを変える事も有ります、

突き出し量を変えると

例えば1.1では弱いし
1.2では効きすぎるって時に
突き出し量を変えてやって
1.15なんてセッティングも可能です


スタビの補足ですが、

1.0mmなんて
こんなフニャフニャ要らん?
なんて取り外して見たら
その効果は歴然でした
フニャフニャの1.0㎜でも
有ると無いとでは大違いです





逆の意味合いで


自分のFF-03は

リアに「赤」のスタビ付いてますが
フロントスタビが有りません

コレは駆動輪がフロントしかないFFなので
コーナーから立ち上がり時

ロール制御無しで
フロントを極端にロールさせて
外側のタイヤに荷重を掛け
タイヤの面圧を上げ、グリップ確保してます

この方法だと
内側のタイヤが浮いて
デフが効いて内側輪が空転するんで

ギアデフに硬いOIL入れ
立ち上がりトラクションがしっかりタイヤに掛かる様
セッティングしてます




なんせ、セッティングってのは
4本のタイヤに
どうやって荷重を掛けるか?

っと、

左右がピッタリ合ってる事が大事だと思います



そんな感じで
SD-SPORT

一番重要なパーツで
メインシャーシは軽量グラファイト製に交換しています

SDやドリパケのシャーシって
柔らかいプラスチックなので
凸凹路面で柔軟に動いて
良いんじゃ無いか?なんて思いましたが

シャーシ自体のカットが
右がモーターやメカで穴が少なく
結構しっかりしてるのに加え
サーボを固定してるんで、余計に硬い

対照的に左側はサブCバッテリーが落とし込める様
スリットが切って有るんで結構柔らかい

コレでは右と左のロールが違うんで
コーナーで左右の差が出て癖が有ります

左右、均等にロールする事を考え
イロイロ考えましたが、いい案が見つからなかったので

いっその事、硬いシャーシに交換して
左右のロール癖をなくす事にしました

ソコソコ良い感じのお値段がするんで
二の足踏んでしまうパーツですが

余計な処にアルミパーツ使うより
全然効果があるパーツだと思います


以上


まだまだ続きます


2 件のコメント:

クリノユウジ さんのコメント...

セッティング方法を詳しく書いて頂き感謝です。
スタビライザーを持っていないので追加してみようと思ってます。
また解らない事が有ったら質問させてもらって良いですか?

M.planning さんのコメント...

スタビは必要無いって人も居れば
自分みたいに必要だと思う者も居ます。
自分の好みで仕上げてやってください♪

ピッチングスプリング