2015年8月3日月曜日

SD SPORTS-65






3月に突然RCカー再発し

最初に買ったタミヤTT-02に限界感じ



約三か月半程

毎週の様に走らせて
8分間走行で1日に10パック以上


相当慣れ親しんで来たので
まとめてみる


そもそもSD-SPORTってのは
現状、ヨコモで言う処のドリパケのオンロード版

しかし根本はMR4TC-SDって
ハイエンドツーリングカー

自分の記憶が確かなら
一里野サーキットでデビュー間もないSDで
広阪正美選手が優勝した車両

当時、決勝Aメイン・3ラウンド目を
現地でこの目で見ましたが

スタート直後の混乱に巻き込まれ
大きく宙を舞う広阪選手のSD
空中で1回転し

「クルリンッパ!」

なんて感じで地面に戻り

そのまま走り切り
Topゴールしたのを覚えて居ます


そんな塩梅で
いまでは「ドリパケ」なのかも知れませんが
根本にある物は紛れもない

オンロードツーリングカー

ドコゾのメーカーが

「安かろう、悪かろう」
「儲かれば良い」

なんて軽い気持ちで

「ユーザーをバカにした」

様なキットでは無い



その割に
値段も¥15.200円と
非常にリーズナブル

¥15.200円なのに
ターンバックルのアッパーアーム
フロントユニバーサルシャフト
駆動系にはボールベアリング
アルミのモーターマウント


同価格帯のT社のキットに
コレだけ組み込んだら
多分、1万円近く掛かるんで無いでしょか?

ただ
キットにはタイヤとボディが付属してない

まぁ、ドコゾのキットには
プラモデルみたいな使えないタイヤ付属なので
端から別に買いそろえる必要有りますし

ボディも各社いろんなモノが選べれる

最初から無くても支障ないレベルと言うか
許せる許容範囲内だと自分は思う



自分は主に
管理されてない屋外アスファルトの
公園に有るサーキットで走らせてる

当然、路面の継ぎ目や凸凹
チョットラインを外れると小石が貯まってる




シャーシに小石を引きずった傷がバーバーに有ります

ハイエンドの何万円もするカーボンシャーシを
こうやって使う程
自分には精神的余裕が有りません

プラのバスタブシャーシだからこそ
安心してガンガン走らせる事が出来る








SDを購入した時
同時に組み込んだモーター

ヨコモ・ZERO 17.5T

KV値:2472




ESCは同社製
BL-PRO3+TURBO

初期の頃は同:BL-RS3+TURBOを使ってましたが
ドリパケから順送りでSDがPRO3に成りました

今はタミチャレ系の速度に合わせる為
ギア比 7.4:1
ESCの設定はノンブースト0タイミングで使用


以前はギア比 5.5:1~5.0:1
ESCはターボ有り、タイミング4ぐらいで使用

ソコソコ良い感じに走ってまして

ココからモーターを13.5T
ギア比 5.0:1
ESCノンブースト0タイミングにしてみましたが
あまりLapタイム的に変わらず

(チョット13.5Tの方が速い感じ)

13.5Tで突っ込みすぎでアンダー出すんなら
17.5Tで集中して走った方が速い


自分の結論から言うと
駐車場の様なパーキングロッドで走るんなら
17.5Tでブースト掛けた方が
メリットが高いと思うし



逆にタミチャレ系の人と走る時も
ノンブースト0タイミングで
ギア比を7.4:1ぐらいに落とすと
同じような速度で走る事が出来る

簡単に言うと
選択として17.5Tのモーターを買えば
ソコソコオールマイティに使えると思う





SDの場合
スパーギアを抜くのに
リアのギアボックス開けて
デフを取り出さないと成らず
メンドクサイので

スパーは73丁で固定
ピニオンを23~34丁で
ギア比 5.0~7.4で合わせてる

その為、オプションパーツで


一時期、アルミ製の
今はノーマルのプラパーツに戻してます

アルミ製の物は
ピンをOリングで固定するんだけど
ピンが遠心力でOリングを押し広げ
何処かに飛んで行ってしまったので
ノーマルに戻しました

チナミニ、ノーマルのドライブカップは

強度的に不安が無い訳では無いので
予備パーツで1セット持ってます。
((壊れた事は有りませんが))






フロント周り
金属製のダンパーに交換

ダンパーオイルは#350


ココは流石
ノーマルの樹脂製とスムーズさが違う

スプリングも同社製を揃えましたが
大半の場合、イエローブルー
この組み合わせでなんとか成る



オプションパーツで
1.2φ~1.6φまで有るけど

よほど高速域に成らない限り
1.2φで落ち着いてる

チナミニ、自分のテストした感じでは

アンチロールバーを太くして硬くすると
アンダー傾向に成って行きます





ダンパーの取付穴は外から2個目

アッパーアーム取付は内側の一番下





サスアーム側のダンパー穴は内側

ダンパーは比較的立てた状態で使用

ココはよほどの事が無い限り
あまり弄った事がありません




ステアリングハブキャリア側
アッパーアームの取付は真ん中

ココも最初に組んだ時以降
弄ってません

っと言うのも
アッパーアームのボールエンドが
ホイール内側に接触するので
ココ以外に動かす位置が有りません

ロアアームマウントの下に
スペーサーを入れてスキットを付け
キャスター角を6度にして調子良かったので

ハブキャリアをオプションの7度にした事有りますが
あまり調子は良くありませんでした

スキット&キャスター角を深くすると
コーナー後半の曲がりが良く成りますが

速度域を遅い状態で走らせ
タイヤが引っかかって抵抗に成って
良く曲がってる様に感じてた様です

現状、ハブキャリアはノーマル4度
スキット角もノーマルの状態






リアも同様
金属製のオプションダンパー

ダンパーオイルは#400

最初に前後のオイルを同じ#400使ってましたが
コーナー入り口でブレーキを使った時
荷重移動が早すぎで急激にリアのトラクションが抜け
リアが不安定に成るので

延び側の減衰力を高くして
急激な荷重移動を押さえて居ます

逆にフロントのオイルやスプリングを硬くして
荷重移動時の縮側を制御すると
初期反応が悪くてアンダー気味に成るので

荷重移動をリア側で調節してます


リアにもアンチロールバー取付

1.0φ~1.5φまで有りますが
1.0、1.1、1.2φの3本で調整

フロント同様
線径を太くして硬くしていくと
アンダーステア傾向に成って行きます


前後のアンチロールバーの取付は
先にも書いた様に、凸凹の多い路面で走るので
縦方向(ピッチング)側は柔らかめのスプリングで
キッチり凸凹を拾ってやって

ロール側をスタビライザーで調節してやってる感じ

速度域が上がれば
当然、ロールが大きく成るので硬め、
速度が下がれば柔らかめ

又、使うボディを変えた時
プロトフォームの軽量を使った場合には柔らかめ
タミヤのスケールボディで重いのを使う時には硬め


サススプリングを交換すると
大きく変わりすぎてしまう様な時

例えばブルーとイエローの中間が欲しい

なんて時には
アンチロールバーの線径や位置を変えて調節しています





ダンパーの取付位置

イロイロ試しましたが
結果、キット標準の位置が一番多く使ってる

オプションの金属ダンパーと言いつつ
あまり精度が良くないみたいで

極端に立てて使うと
(ダンパー効果を一番強く使う方法)
あまり塩梅がよろしく有りません

「チョイ寝かせ」ぐらいが
曖昧な造りのクルマには良い感じの様です





ロアアーム側の穴もキット標準位置


リアにはキット標準で
カップ&ドッグボーンなので
オプションのユニバーサルシャフトを導入

リアは当然、
ステアリング操作が無いので
ユニバーサルは必要ないかな?

っと、感じましたが
駆動効率がUPすると思って組んでみました

特にLapが良く成ったとか?
そういう数値的結果は出てません

ある意味、気持ちの問題ですね


前後共ですが

持ち運びの時
RCバッグに入れるのにタイヤが付いてると入らないので
タイヤは普段、取り外してるので
ピンが無く成らない様にと

フロントのホイール内側が
アッパーアームのボールエンドに接触するのと

使用するボディと
タイヤを「ツライチ」にしたいので
((その方がかっこいいので))






メインシャーシはオプションの

コイツは確かに効果が有った

硬く成って良く成ったってよりは
ノーマルが柔らかすぎで
左右のロールの感じが違ってたので
そのあたりが改善されたと思う





フロントの車高を何処を走るのにも
必ず5mm以上にしてるんで
ノーズダイブで地面に擦る事は有りません

リバウンド量は1.0~2.0㎜

トー角は弱トーアウト(0.5~1.0度程度)
トー角は何処に行っても余り変わらず


補足ですが
SDのキット標準はフロントデフはスプール

ワンウェイボールデフスプール
どれも試したけど

フロントワンウェイはコーナー初期が鋭いけど
フロントにデフ入れた時と、驚くほどLapに差が無い

逆にブレーキを使った時
フロントのブレーキが掛からないので
スピンする事が有る。

リスクが大きい割にメリットが少ない

又、スプールにした場合
確かに侵入時にブレーキ掛けた時
抜群の安定感が有るし
立ち上がりもすごくいい

しかし、初期反応が悪く
頭の入りが悪い

モーターを13.5Tの時には
確かにスプールの方が安定感有るんで良いけど

17.5T/0タイミング/低いギア比の時
ブレーキを使わず、
出来るだけクルマを失速させないで走る時には
デフを使った方が断然扱い易いし速い、







リアも同様
必ず5mm以上
リバウンドは2.0~3.0㎜の間で設定

リアのトー角はトーイン2度と3度を使い分け

当然の事ながら3度の方が安定する
操縦がヘタクソなので
急にハンドル切ったりしてもリアが暴れないし
ブレーキ使った時にもリアが乱れない

主に3度に設定するのがほとんど

正直、すごくグリップ良い路面で
抵抗を減らそうと3度から2度にしても
あまりLapは変わらず




リアにはオプションのギアデフを使い
デフオイルはアソシの#2000が入ってる

純正はボールデフ

Lap的にもフィーリング的にもあまり変わらず

ただ、純正ボールデフはカップがプラスチック
オプションのギアデフは金属で
強度的な安心感が有るのと


ボールデフよりもギアデフの方が
メンテナンスサイクルが長いので
そのままギアデフを使い続けている

本当の事を言えば
ギアデフよりもボールデフの方が軽いので
前後ボールデフ
ってのが理想なのかも知れません

ギアデフって¥4.200円もするので
入れるメリットが余り無いのかも知れません




***まとめ***

こうやって使い続け

キチンとしたサーキットに持ち込んで
同じヨコモのBD7と同等のタイムに持ち込もうとしたけど

どうしても限界点ってのが見えてくる

明らかにコーナーリングの次元が違う




*組み込んだオプション*




ショックスプリング¥420X2=¥840円


トータル:¥31.050円

オプションパーツだけで
BD7RSに近い金額使ってる

SDのキット金額が¥15.200円なので

総合計¥46250円


BD7RSが¥34.600円
ダンパーがプラなので金属ダンパーを別途購入して¥6.200円


トータル¥40.800円也


最初からBD7に行った方が良かったですね

(#^^#)

・・・・・・・・・・つづく






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ピッチングスプリング